福招く丑の押し絵飾り 松浦・星鹿公民館で講座

えとの「丑」をモチーフにした押し絵細工の壁飾りを手にする受講者=松浦市、星鹿公民館

 松浦市星鹿町の星鹿公民館で21日、来年のえと「丑(うし)」をモチーフにした押し絵づくり講座があった。
 押し絵は厚紙を花や動物などの形に切り抜き、綿をのせて美しい布で包み立体的に仕上げる布細工。同公民館の講座「手作り広場」の受講者7人が、佐世保市吉井町で古民家体験工房「とらいかん」を開いている柴山節子さん(70)の指導で、縁起が良いえとの押し絵を作った。
 円形の外枠に、押し絵にした白い牛や緑の山並みをバランス良く貼り付け、市販の祝儀袋に使われている鶴の水引、魔よけの鈴を付けて壁飾りにした。受講者は「早速、玄関に飾って福を招き寄せたい」と話した。

© 株式会社長崎新聞社