NFAクライミング選手権 オープン・古賀、マスター・高柳 V

オープンクラスの1課題目に挑む選手=式見ボルダー

 スポーツクライミングの第8回NFA選手権(県フリークライミング協会主催)は20日、長崎市の式見ボルダー(旧県立長崎式見高体育館)で行われ、人工壁を登るボルダリングのオープンクラス(最高グレード1級以上)は古賀楓(長崎市)が優勝、マスタークラス(同1~2級程度)は高柳結希(諫早市)が制した。
 新型コロナウイルス感染拡大を受けて参加者を県内在住者に限定し、50人が難易度別の5クラスで競った。
 課題(コース)は、東京などから招いた競技ルートセッターの国内資格を持つプロが設置。予選は4課題に各4分間、決勝は2課題に各3分間で挑んだ。
 会場は窓を開放して換気したほか、選手や観客も間隔を空けて椅子に座るなど感染防止策を取った。

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