空手の殿堂へ、世界の少年少女が参集 来年8月、沖縄空手会館で 50カ国3千人規模目指す

 空手の鍛錬に励む世界の子どもたちが「空手発祥の地・沖縄」に結集し、沖縄空手の技や精神性を学んでもらおうと、第1回沖縄空手少年少女世界大会(主催・同実行委員会、県、沖縄伝統空手道振興会)が来年8月11~18日の間、沖縄空手会館と県立武道館を会場に開かれる。「沖縄空手国際大会」と同規模、50カ国約3100人の参加を目指す。
 大会は「型」の競技で、「首里・泊手系」「那覇手系」「上地流系」「古武道(棒)」の4部門で、年齢別に4~5種目に分かれている。県内予選は3月から始まる。県外・国外予選は大会内で行われ、予選通過者が本大会に出場できる。
 大会に合わせて奉納演武や交流演武会、セミナー、交流会も予定している。実行委は「新型コロナウイルス感染症の影響により、開催要項が変更になる場合がある」としている。
 県空手振興課の石井淳一郎班長は「この大会を通じて、本場沖縄の空手に触れ、良い思い出をつくってほしい」と出場を呼び掛けた。参加は大会公式ホームページ(https://okinawa-karate-junior.okinawa/)から。

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