WWEでルーク・ハーパー、AEWでブロディ・リーのリングネームで活動した米国のプロレスラー、ジョン・フーバーさんが26日に死去したとWWEの公式サイトが日本時間27日に発表した。41歳だった。死因は明らかにされていない。新型コロナウイルスとは無関係の肺病を患っていたという。
ニューヨーク州ロチェスター出身のフーバーさんは、ブロディ・リーのリングネームで2001年からインディー団体で活動。196㌢125㌔の体格を武器に〝ブロディ2世〟と呼ばれた。10年からは日本のドラゴンゲートにも参戦し、12年にはWWEの傘下団体FCWと契約するとルーク・ハーパーと改名した。 NXTでは13年5月にボー・ダラス(30)とNXTタッグ王座を獲得。メジャー昇格後は現在の〝ザ・フィーンド(悪魔)〟ことブレイ・ワイアット(33)を教祖とした人気怪奇派ユニット「ワイアット・ファミリー」の主要メンバーとなった。
14年10月にはファミリーから独立。同年11月にはWWEインターコンチネンタル王座、18年4月にはローワンとのコンビでWWEスマックダウンタッグ王座を獲得した。
19年月WWEを退団すると20年3月に、米国AEWと契約。再びブロディ・リーに戻して20年8月にはコーディ(ローデス=30)からAEW・TNT王座を奪取していた。まだ41歳で今後の活躍が期待された矢先の残念な死去となった。