【天皇杯】元日決戦に燃えるG大阪・宇佐美「川崎に借りを返したい」

G大阪が川崎への〝リベンジ〟を誓った。

27日に行われた天皇杯準決勝のJ2徳島戦(吹田)で2―0と完勝し、5大会ぶりに決勝進出を決めたG大阪。宮本恒靖監督(43)は「決勝の舞台も楽しみだし、1月1日からサッカーができるのは神聖な空気を感じ、サッカー人として非常に光栄。対戦するのが今年一番強かったチームなので、決勝に向けてまたしっかり準備しないといけない」とタイトル奪取へ向けて強い意気込みを見せた。

G大阪にはどうしても川崎を倒したい理由がある。11月25日のリーグ戦で0―5の惨敗を喫し、目の前でJ1優勝を決められる屈辱を味わった。MF宇佐美貴史(28)は「借りを返したい。クラブとしても10個目のタイトルを取って、来年波に乗っていけるように、なんとしても川崎に勝ちたい」と闘志をみなぎらせて雪辱を誓う。

強豪同士の元日決戦は激しい火花が散りそうだ。

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