今夏、バルセロナ退団騒動で世間を揺るがせたリオネル・メッシ。
スペインのテレビ局『La Sexta』で公開したジョルディ・エボレ氏とのロングインタビューではこんな話をしていたそう。
リオネル・メッシ(バルセロナFW)
「僕はバルセロナを愛している、僕の人生そのものだ。僕にはバルサとのラブストーリーがあるし、彼らは僕に全てをくれた。
クラブが困難な時期にあることは分かっている。とても難しい…。かつて僕らがいた場所に戻るのは難しいことになるだろう」
「ジョゼップ・バルトメウ会長にはバルセロナから去りたいと1年間ずっと伝えていた。だが、会長は『ノー』と言うだけだった。
ブロファックス(内容証明郵便)はそれを公のものにするための方法だった。
僕はサイクルが終わったと感じていた。変化が必要だったんだ。退団したかった、バルサのサイクルは終わったと」
「ルイス・スアレスのアトレティコ移籍で起きたことは…クレイジーだった!
彼は残りの契約期間を支払って0円で去った。僕らと同じ目的を持って戦っているチームに加わったんだ。信じられないね」
「僕は来年夏にフリーで去るのか?
法廷に持ち込めば、勝つのは自分たちであることは分かっていた。ひとりではなく、大勢の弁護士からそう言われたよ。
でも、僕はそういうやり方でバルサを去りたくなかった」
「ジョゼップ・グアルディオラとの最後の会話がどれほどの長さだったのかは分からない。でも、僕らは話した。
僕らが再会するかについては話していないよ。個人的にはペップが最高、彼には特別なものがある」
「フリーエージェントについてどのクラブとも交渉していない。言ったように、シーズンが終わるまでは何もはっきりしない。
今シーズンがどうなるか見てみようよ。
ネイマールについて?彼をバルサに連れ戻すのは、あまりに高額になるだろう…」
「いつかアメリカでプレーしてみたい。ずっと夢なんだ。でも、実現するかは分からないよ!」
「僕はレアル・マドリーやアトレティコには行かない。それは絶対に不可能だ。
自分がバルサを去るのかは分からない、シーズン終わりに話すことになるだろう。
引退する時もクラブとしてのバルセロナの一員でありたい」
親友スアレスが国内のライバルクラブに去ったことに驚いたというメッシ。もうひとりの盟友ネイマールのバルサ復帰はお金がかかりすぎると見ているようだ。
そして、いつかはMLSでプレーしたいという夢があるとのこと。