マイバッグ・マイボトル利用、相模原市民の7割 「できる範囲でエコを」

環境問題への市民の取り組み状況が明らかになった市政に関する世論調査の報告書

 不要なレジ袋の利用抑制などプラスチックごみ削減に取り組んでいる相模原市のアンケートで、回答した市民の約7割がマイバッグやマイボトルを使っていることが分かった。市の担当者は「自分のできる範囲で環境問題に取り組んでいる人が多いのではないか」と話している。

 市は、市民意識の把握に向けた「市政に関する世論調査」を6~7月に実施。

 まちづくりや広報紙、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」など8つのテーマで24項目の質問を設定した。

 「SDGs達成に向けて実践していること」という質問では、「マイバッグやマイボトルを使っている」という回答が70.3%で最多となり、「食品ロスの削減を意識している」(56.5%)、「温室効果ガスの排出抑制を意識している」(24.6%)、「家事や育児の分担など、ジェンダー平等を意識している」(12.8%)と続いた。

 調査は無作為に選んだ18歳以上の市民3千人を対象に、1588人(回収率52.9%)から回答を得た。

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