【プロ野球大将】与田監督 「代打・三ツ間」問題を乗り越え8年ぶりのAクラス

やらかしてしまった与田監督

【プロ野球大将 迷采配の大将:与田剛監督(中日)】今でも検索サイトに「代打」と入力すれば、第2検索ワードの上位に「三ツ間」の名前が出てくる。7月7日の中日―ヤクルト戦で、1―2の延長10回二死満塁から代打で登場した中日投手・三ツ間のことだ。

この試合で中日は9回終了までに野手を使い切ったため、最大のチャンスで投手を代打に送らざるを得ないという失態を演じた。与田監督は試合後の会見で「完全に僕のミス」と釈明。翌日の試合前にはミーティングで選手を前に頭を下げる事態となった。

ファンも怒り心頭だったが、誰にでもミスはつきもの。潔く自らの非を認めた指揮官の姿勢には選手たちも感じるところがあったのだろう。「代打・三ツ間」問題を乗り越えた中日は、結果的に8年ぶりのAクラスとなる3位と健闘した。

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