ZOZO創業者・前沢氏 ふるさと納税で500万円 長崎県内3市に ツイッターで自治体などに呼び掛け 返礼品求めず

 長崎県の佐世保、平戸、松浦の3市は28日までに、実業家の前沢友作氏からふるさと納税500万円が各市の口座などに振り込まれたことを明らかにした。
 前沢氏は衣料品通販大手、ZOZO(ゾゾ)の創業者で前社長。11月にツイッターで総額8億円のふるさと納税を行うと明らかにし、寄付を希望する自治体と充当する事業案を募集。前沢氏側によると、県内からは3市、全国で150市が応募していた。
 佐世保は高速インターネット環境整備など離島部の振興、平戸は長崎大と平戸市民病院などで進める国際医療人材育成事業、松浦は来秋予定の元寇沈没船の木製いかり引き上げプロジェクトをそれぞれ提案。前沢氏側から3市に寄付決定の連絡があり、入金された。

 


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