<レスリング>《お知らせ》永田克彦さん&浜口京子さんが熱きメッセージ…2021年新春対談

レスリング界へ熱きメッセージを送ってくれた永田克彦さんと浜口京子さん=撮影・保高幸子

 仕切り直しの“東京オリンピック・イヤー”となる2021年。本ホームページは、実績のない中からはい上がり、オリンピックでメダルを手にした永田克彦さん(2000年シドニー・オリンピック銀メダル)と浜口京子さん(2004年アテネ・2008年北京両オリンピック銅メダル)の対談を1月1日~4日に4回続きで、そのあと、永田克彦さんと浜口京子さんからの特別メッセージをお届けします。

 永田さんは高校からレスリングを始め、インターハイにも国体にも出場できないところから実力を伸ばし、世界に飛躍する選手に成長しました。シドニー・オリンピック出場を目指していた時期、出げいこ先での練習で熱が入り、周囲があ然として静まり返る出来事があったとのこと。オリンピックを目指すには、これほど魂を燃やさなければならないのか、と思わせるエピソードを披露してくれました。

 浜口さんは、小学校の頃は何をやっても長続きしない子だったとか。空手も、バレーボールも、水泳も。肉体的に「一番きつい」というレスリングだけが長続き。その理由は? 日本一になり、世界一になり、オリンピックでメダルを取っても、次々に出てくる不安。「だからこそ、とことん練習した」という猛練習で、オリンピック3度連続出場、全日本選手権16度優勝へとつなげました。

 「可能性というのは際限がない」(永田さん)、「全力で目標に立ち向かってきた。この気持ちでこれからの人生も歩みたい」(浜口さん)。2人のオリンピアンの熱きメッセージにご期待ください。

© 公益財団法人日本レスリング協会