玉城デニー知事は28日、県庁で記者会見し、年末年始の新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を改めて呼び掛けた。会食会合をする場合は4人以下、2時間以内、午後10時までの解散を順守するよう強調した。帰省や旅行で来県する人にも、県民と同様の対策徹底を求めた。
玉城知事は最近の感染状況について「60代以上の感染者数が減少傾向にある一方、若い年代が会食やイベントに参加しての感染が増加傾向にある」とし、忘年会や新年会についても「できれば控えてほしい」と述べた。
カウントダウンパーティーや初詣、成人式などのイベントについても、「何としても感染拡大を抑え込まなければならない時期だということを再認識してほしい」と語った。
年末年始に救急病院の機能を兼ねる重点医療機関に発熱患者が集中しないよう、12月31日から来年1月3日まで、県内26医療機関で発熱外来に対応する。対応医療機関には県から協力金を交付する。
