【巨人2020原語録2020(2)】新型コロナ禍により、未曽有のシーズンとなったプロ野球。セ・リーグでは原辰徳監督(62)率いる巨人が2年連続38度目の優勝を飾り、120試合の激闘の裏では数々の〝名言〟も誕生しました。時に厳しく、時にユーモアたっぷりに語られた指揮官の言葉で振り返る特別企画「巨人2020原語録」をお届けします。第2回は「6月~7月後編」をお楽しみください。
7月7日
甲子園への移動前。故障離脱したデラロサに代わる新守護神を問われて「やっぱり澤村に期待なんじゃないのかな」
7月7日 阪神戦(甲子園)が雨天中止に。日程的に9月に13連戦となる可能性が浮上し、堂々宣言。「望むところよ」
7月9日 阪神戦の試合前練習で不振の吉川尚を個別指導し「あれが本来(の姿)だったら改名せにゃいかんよ。『悪川くん』」。
7月14日 広島戦 〇7―2(マツダ)
岡本の左翼ポール際への飛球が切れずに3ランに。「何か神風みたいな形で吹いてくれた」
7月16日 広島戦 〇9―4(マツダ)
2011年以来となるマツダでの同一カード3連勝。おもむろに手をパンパン!と叩いて「神様に感謝だね」
7月18日 DeNA戦 〇4―2(横浜)
今永攻略へ、右打ちの野手7人を並べた理由を問われて。「オーダーが変わったからといって…あまり騒ぐでないよ」
7月22日に62歳の誕生日を迎え「還暦っていうのは1回転したところの、いわば2歳だよな。70歳くらいになるとまた変わるかもしれませんね。思春期みたいのが来るかもしれません」
7月24日 ヤクルト戦 △5―5(神宮)
宮国を緊急降板させた理由を聞かれて…。「ちょっと脱水的になったみたい。細かい描写は見逃してないんだよ。あなたたちみたいにボヤッと見てないんだよ」
7月26日 ヤクルト戦 〇9―4(神宮)
制球難が改善されなかった澤村の登録を抹消。「リリーフの中でやっぱり彼は勝ちゲーム、大事なところで投げるというポジションでいてほしい」
=特別連載=