コロナ禍警戒、浮かぬ帰省 仕事納めもラッシュない東京駅

官公庁や企業で仕事納めが終わり、29日から本格的な年末年始休暇に入った。JR東京駅ではキャリーバッグを引いた乗客の姿が目立ったが、新型コロナウイルス禍で例年のような帰省ラッシュは見られなかった。新年を迎える晴れやかな雰囲気はなく、乗客からは感染拡大に警戒しながらの年越しに対する、やるせない気持ちが聞かれた。JR東京駅の東北新幹線ホームでは、乗車待ちの列はまばら。

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