ボローニャDF冨安健洋 地元メディアも高評価「今や2000万ユーロの価値」

ビッグクラブ移籍も見えてきたDF冨安健洋 

イタリア1部ボローニャの日本代表DF冨安健洋(22)が異国の地でも確かな爪痕を残している。

今季の冨安はリーグ戦で14試合に出場。23日のアタランタ戦では今季初ゴールをマークするなど、攻守で高いパフォーマンスを発揮している。

そんな中、イタリアメディア「トゥット・ボローニャ」は「ボローニャの真のジョーカーであり、1分も欠場することなくプレーしてきた。今は国内だけでなく、何よりも魅力的で潜在的なトップ選手をボローニャは見つけた」と高評価を下した。

その上で、イタリア1部の名門ACミランからオファーが届くなど、各国のクラブが熱視線を送っているため「900万ユーロ(約11億4000万円)だった彼の市場価格はさらに上昇しており、今や2000万ユーロ(約25億4000万円)の価値がついている。冨安がもしボローニャから移籍する場合は、クラブの資金面でも大きな取引となるだろう」と指摘した。

最後には「冨安は基本的なテクニックが必要とされる中央の中盤に戻り、底辺からのプレーになるが、オールラウンダーとして、豊かな人間性を高めていきながら、応用力を発揮していくことになるだろう」と伝えており、改めて冨安への期待値の高さが示された形となった。

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