非行防止で初実施 廃校パトロール 新上五島・補導員連絡協

窓が破損していないか確認する参加者=新上五島町、旧崎浦小

 新上五島地区少年補導員連絡協議会は27日、新上五島町内の廃校で、建物に侵入できる状態になっていないか調べるパトロール活動に取り組んだ。
 冬休みに合わせ、非行防止を目的に初めて実施。新上五島署員も加わり計8人が参加した。津和崎郷の旧仲知小と友住郷の旧崎浦小の窓や出入り口が壊れていないかなどを点検し、町教委に報告した。パトロールは、今後も春休みや夏休みに合わせ、継続していく。
 宮崎昭敏会長(65)は「老朽化した床が抜けるなどして、けがをしても発見が遅れる可能性があり、(廃校舎には)絶対入ってはいけない」と話した。

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