宮崎県産キノコの魅力発信 宮大に九州初の研究室

キノコの機能性などを研究する「きのこ学研究室」の原田栄津子助教(手前)=宮崎大

 キノコの機能性などを研究する宮崎大農学部の「きのこ学研究室 Pilz lab(ピルツラボ)」が注目を集めている。キノコ専門の研究室は九州の大学では初めての開設で、全国的にも珍しい。全国2位の生産量を誇る干しシイタケや県産キノコの魅力発信のほか、宮崎市・青島に自生する「光るキノコ」の観光活用の研究にも取り組んでいる。立ち上げた原田栄津子助教(47)は「人の役に立つ性質を生かし社会に貢献したい」と夢を描く。

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