シバター 夢舞台「RIZIN.26」出陣前に〝遺言〟残す「正直、震えている」

震えが止まらないシバター

人気ユーチューバーのシバター(35=フリー)が、「遺言」のタイトルで自身のユーチューブチャンネルを更新。「RIZIN.26」(さいたまスーパーアリーナ)決戦を前に言葉を残している。

戦いの場で髪がほどけるリスクを避けるため、長髪のシバターは髪を編み込み、コーンロースタイルで登場。「正直、震えている。試合が怖いという意味の震えと、感動、感激で心が打ち震えています」と率直に話した。

シバターは高校で空手を始め、パンクラスの道場で総合格闘技の練習を行ってきた。大舞台に上がる日を夢見て自らの才能を信じたが、「トップオブトップの選手には一生努力してもなれないんだな、と。壁に気づいた」という。

だが、若いころの夢が、思わぬ形でかなうことになった。「今回、本当にラッキーで。ユーチューブで当たったから、急に自分に降ってきた。めちゃめちゃうれしいし、感動している。格闘技続けてて良かったな、と」。喜びをかみしめた。

娘がいるシバターは「パパ、ものすごい大きな大会に出たんだよと自慢できるように」と真剣そのもの。格闘家として、おおみそかに一世一代の大仕事ができるか。

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