【箱根駅伝】王者青学が2連覇へ 原監督「青山メソッドの中で順調にきている」

自信をのぞかせる青学・原監督

第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)を前に、2年連続6度目の優勝を目指す青山学院大が自信をのぞかせている。

11月の全日本大学駅伝では4位に終わったが、原晋監督(53)は「我々は箱根駅伝、来年1月2日、3日に合わせて1年間の仕組みづくりをしている。青山メソッドの中で順調にきている」と不敵な笑みを浮かべる。

今季は新型コロナウイルス禍の影響で、思うように練習が積めない期間もあった。それでも、原監督が中心となり選手たちをサポート。「4年生、主将・神林勇太(4年)を中心に非常によくまとまり、前向きな姿勢でトレーニングに励むことができた」と手応えを口にする。

選手たちにも原監督の思いは伝わっており、神林が「最後の箱根駅伝では、必ず優勝しなくてはいけないとの思いを持って11月からチーム一丸となって取り組んできた」と述べれば、5区を走る〝実質5年生〟竹石尚人(4年)も「チームメートや監督たちのおかげで充実した時間を過ごせた。今が一番力のある状態」ときっぱり。

今大会の作戦テーマは、「絆大作戦」。チームの絆で〝タスキ〟を大手町まで運び、最初にゴールテープを切る覚悟だ。

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