大みそかの格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ．２６」（さいたまスーパーアリーナ）で、人気ユーチューバーのシバター（３５）が元Ｋ―１ファイターのＨＩＲＯＹＡ（２８）にまさかの大善戦をした。
対戦相手もルールも試合当日のサプライズ発表とされていたが、登場した相手はＨＩＲＯＹＡだった。煽り映像で「プロ格闘家とユーチューバーの差を絶対に見せたいと思っています。選手を代表してぶっ倒しに行きます」と意気込んだＨＩＲＯＹＡと１Ｒはキックボクシング、２ＲはＭＭＡのミックスルールで対戦。朝倉未来も「楽しみですね。シバターの本気がどれくらい強いのか」と注目する中ゴングが鳴らされると、シバターはプロレスラーらしくロープワークを披露。ＲＩＺＩＮでのロープワークは２０１６年大みそかの堀田祐美子以来だ。その後も奇妙なダンスや胴回し回転蹴りなどでＨＩＲＯＹＡを翻ろう。さらに終了間際には右のパンチでダウンを奪い、会場をざわつかせた。
ＭＭＡルールの２Ｒも開始早々組み付いてグラウンドに持ち込み、腕十字を決めるなど攻勢。しかしさすがにＨＩＲＯＹＡも決めさせず、ゴングが鳴らされた。終始優位に試合を進めたシバターは「完全決着つけようぜ！ 来年パチンコで勝負だ！」とリングをホールに変えた延長戦をＨＩＲＯＹＡに要求。さらにほかのユーチューバーへの感謝を口にした後、「ユーチューバーは強いんです」とどこかで聞いたことがある言葉を叫び、感動をかっさらった。
