【アイスリボン】尾﨑妹加が〝三度目の正直〟! 雪妃真矢とタッグ王座奪取

尾崎(左)にベルトを巻くパートナーの雪妃

女子プロレス「アイスリボン」の年内最終興行(31日、後楽園ホール)で「Rebel&Enemy」の雪妃真矢、尾﨑妹加(29)組がインターナショナルリボンタッグ王座を奪取した。

尾﨑にとって〝三度目の正直〟だった。10月31日後楽園大会では山下りな、12日横浜大会ではラム会長をそれぞれパートナーにして王者の柊くるみ(20)、宮城もち(34)組に挑戦したが、いずれも自身が敗れてベルト取りに失敗した。

だが、雪妃をパートナーにした今回は、これまでとは気迫が違った。両軍一進一退の攻防から、尾﨑は宮城との1対1に。何度もピンチに陥りながらも、雪妃がカットに入る。最後はダイビングラリアートから、すかさずダイビングセントーンにつなげて3カウントを奪取した。

試合後は涙ながらに「ベルトを巻いたぞ!」と絶叫するや「本当は何度もやめたかったけど、こうして無事に巻くことができてうれしいです。雪さん、一緒に戦ってくれてありがとうございました」と喜びを爆発させた。

一方の雪妃は「フランクシスターズ、何度も何度も挑戦を受けてくださってありがとうございました」と柊&宮城に感謝の言葉を述べると「Rebel&Enemyの次の標的は誰にしようかな。フランクシスターズだけが敵じゃないですから。くすぶってる中堅ども、しっかりしなさいよ!」と全方位に宣戦布告した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社