2021年元日の朝は日本海側には広く雪雲がかかっており、大雪になっている所がある。
一方、太平洋側にも一部雪雲が流れ込んでいるが、関東などよく晴れている所もあり、初日の出の見られた所もあった。
このあとも日本海側では雪が続き、さらなる大雪のおそれがある。
日本海側は続く大雪
2021年初日も日本付近は冬型の気圧配置が続いている。
日本海側では山陰から北を中心に広く雪雲がかかっており、24時間降雪量が50センチを超えている所もある。
このあとも日本海側では広く雪が続き、特にあす2日にかけては大雪になるおそれがある。
積雪の急増や交通の乱れ、なだれ、着雪などに注意・警戒が必要だ。
太平洋側は空気乾燥
一方、太平洋側も東海や近畿など、一部雪雲の流れ込む所はあるが、晴れ間の出る所が多くなる見込み。
特に関東ではよく晴れて、澄んだ青空が広がりそうだ。
ただ、そのぶん、空気が乾燥するため、火の取り扱いに注意が必要となる。
万全な寒さ対策を
日中の気温は全国的にこの時季としては低く、寒さが厳しくなる。
最高気温でも10℃に届かない所が多く、晴れてる所でも空気が冷たい一日となりそうだ。
(気象予報士・多胡安那)