ボローニャ・冨安健洋が21年の意気込み語る「画面上でも僕の気持ちが伝わるようなプレーがしたい」

2021年の抱負を語る冨安(UDN-SPORTS提供)

森保ジャパンの不動のセンターバックが2021年の決意表明だ。日本代表DF冨安健洋(22=ボローニャ)が1日、マネジメント事務所「UDN SPORTS」を通じて新年の抱負を語った。

――新年のあいさつを

冨安 2020年は世界的なコロナの流行によって皆さんにとって難しい1年になってしまったと思います。まだ難しい状況は続いていますけど、2021年がより良い1年になることを願っています。僕はサッカー選手としてはピッチ内ではもちろん全力でプレーし、ピッチ外でもできることは何か考えてトライできたらいい。イタリアでプレーしていますが、画面上でも僕の気持ちが伝わるようなプレーがしたい。
――五輪イヤーへの意気込みを。

冨安 1年延期になって選手も変わってきていますし、1人1人が自分の所属チームで力をつけて五輪に向けて成長していっている段階だと思う。自分もチームでできることをやって、成長した状態でみんなで集まりたい。より良いチーム、より強いチームとして五輪に臨むことができたらいい。

――A代表での抱負は

冨安 メキシコに負けて、世界とどう戦っていくか、世界の高い壁をどう破っていくのかという課題を感じさせられた。アジア予選が始まりますけど、アジアの中では圧倒的な力を示さないといけない。その中で世界のトップレベルの国とどう戦っていくのか、試行錯誤しながらやっていく。

――所属クラブでの目標は

冨安 試合に出続けて、いいプレーをして、自分の価値を高めていくこと。それしかない。チームとしてはなかなか勝ち点が取れていないので、より共通意識を高めて、厳しい戦いをものにすることができたらいい。

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