富士通が12年ぶり3度目のV!大会5連覇を狙った旭化成は3位!【ニューイヤー駅伝2021】

陸上 試合サマリー

ニューイヤー駅伝2021(第65回全日本実業団対抗駅伝)は2021年1月1日(金)に行われた。低い気温で風が強く吹く難しいコンディションの中、大会を制したのは富士通。昨年予選落ちの悔しさを晴らし、見事12年ぶり3度目の優勝を果たした。

1区松枝の区間賞で上々の滑り出しだったものの、その後2-3区でやや後退、3区の東京オリンピックマラソン代表の中村が区間2位の力走で首位に立ち、以降は6区鈴木、7区浦野が区間賞の走りで勝負を決めた。

2位になったトヨタ自動車は5区で東京オリンピックマラソン代表の服部勇馬が区間賞の力走を見せるも序盤の出遅れが響いた。5連覇を狙った旭化成は、スーパールーキーの相澤晃不在の影響もあり最後は3位でのフィニッシュとなった。

4位には服部がアンカー対決を制し日立物流が史上最高順位で入った。伊藤や土方、青木らルーキーの走りが目立ったHondaが5位に。そして8位入賞はアンカー対決を制したベテラン高宮要するヤクルトが入った。前回の箱根駅伝を制した青山学院大学出身のGMOインターネットグループの吉田祐也、SGホールディングスグループの鈴木塁人は最後の競り合いに破れたものの、素晴らしい走りを見せた。

今大会は97年生まれのルーキーたちが目覚ましい活躍を見せたとともに、SGホールディングスのベテラン佐藤悠基が4区区間賞(歴代2位)を獲得するなどベテラン勢の活躍も光った。

結果
1 富士通 4:48:52
2 トヨタ自動車 4:49:55
3 旭化成 4:50:32
4 日立物流 4:52:33
5 Honda 4:52:38
6 三菱重工 4:52:45
7 JR東日本 4:53:54
8 ヤクルト 4:54:55

区間賞
1区 松枝博輝(富士通)35:28
2区 B.コエチ(九電工)21:53*区間新
3区 田村和希(住友電工)37:39**区間タイ
4区 佐藤悠基(HGホールディングスグループ)1:04:00
5区 服部勇馬(トヨタ自動車)46:23
6区 鈴木健吾(富士通)35:33
7区 浦野雄平(富士通)46:35

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