リバプールMF南野拓実 初得点後は出番なし…「監督に失望」「驚かない」サポも意見真っ二つ

クリスタルパレス戦でゴールを奪ったMF南野(ロイター)

イングランド・プレミアリーグの日本代表MF南野拓実(25)の起用法を巡って論争が巻き起こっている。

今季の南野は出場機会が少なく一時は構想外となりつつあったが、12月19日のクリスタルパレス戦でプレミアリーグ初ゴールを決め、フル出場して7―0の大勝に貢献した。

この活躍で強豪での激しいサバイバルにも光明が見えたと思われたが、その後の27日ウェストブロミッジ戦、30日のニューカッスル戦と2試合連続で出番なしに終わった。しかもウエストブロミッジ戦では戦力外で今冬の移籍が取りざたされるFWディボック・オリギ(25)、ニューカッスル戦ではケガから復帰したFWジェルダン・シャキリ(29)と南野にとってポジションを争うライバルたちが次々と起用され、日本の10番にとってはもどかしい試合が続いている。

こうした状況を受け、リバプール専門メディア「アンフィールドウォッチ」は「タクミミナミノがクリスタルパレス戦で得点して以来、出場機会がないことを驚いているか」と題して、ファンやサポーターからの意見を募った。多くの意見が寄せられる中で「(ユルゲン)クロップ監督(53)には失望した」などと南野に同情的な声がある一方で、「まったく驚かない。この前のゴールは別として、彼はまったく貢献できていない。トップチームに入る価値はない」などと厳しい意見も。

熱狂的なリバプールサポーターからの支持は賛否両論分かれる中、南野は少ないチャンスで結果を積み重ねていくしかなさそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社