新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、神奈川県内で1日、70～80代の男女4人の死亡と、10歳未満～100歳代の男女470人の感染が明らかになった。1日の新規感染者数としては、川崎市と県所管域で過去最多となった。276人の感染経路が不明という。
死亡が報告されたのは、横浜市の70代の男女2人と川崎市の70代男性1人、相模原市の80代男性1人。
横浜市では、クラスター（感染者集団）が発生した元気会横浜病院（同市緑区）で、新たに80代男性患者の感染を確認。感染者数は計73人となった。介護老人保健施設では、職員の30代男性が感染し、感染者数は計19人になった。
川崎市では、クラスターが発生していた病院で20代の男性職員と40代の女性看護師、70～90代の男女3人の入院患者が新たに感染。感染者数は計35人となった。有料老人ホームでは、80～90代の男女の入所者6人の感染を新たに確認。感染者数は計17人となった。
厚木市内の民間病院では、新たに入院患者18人の感染が判明し、感染者は計24人（入院患者21人、職員3人）となった。
相模原市では、利用者1人と職員3人の陽性者が確認されていた特別養護老人ホーム（同市中央区）で新たに30代女性職員の感染が判明。感染者数が計5人となり、市はクラスターが発生したと認定した。
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新型コロナウイルス感染症を巡り、県警は1日、本部サイバー犯罪捜査課の40代男性警部補＝横浜市＝と、本部機動捜査隊の30代男性巡査長＝横須賀市＝の感染が確認されたと発表した。ともに軽症で感染経路は不明という。
