高級百貨店チェーン「バーニーズ・ニューヨーク」は昨年2月13日、破産を申請し、同月23日に全店を閉鎖した。13日付ニューヨークポストが伝えた。
同百貨店は、マディソンアベニューの旗艦店や7番街のチェルシー店、ニューヨーク州セントラルバレーのウッドベリーコモンのアウトレット店、そしてカリフォルニア州ビバリーヒルズにある店舗も全て閉鎖。これにより719人の従業員が失業したとみられる。
13日朝、バーニーズ経営陣は、同社で2年以上勤務した場合、5週間分の賃金が退職金として支払われると発表した。
2019年末、サックス・フィフス・アベニューはバーニーズのeコマースサイトのリダイレクトを発表。このサイトでは、バーニーズの商標の下で、サックス・フィフス・アベニューの商品を販売している。
20年1月には、大手老舗スーパーマーケット「フェアウェー」も破産申請を行っている。18年の破産申請後、経営再建を図っていたところだった。