東・北日本の日本海側 引き続き大雪に警戒 除雪中の事故やなだれ・落雪にも注意

 東日本と北日本の日本海側では、きょう2日(土)も引き続き、大雪となる所がある見込みだ。東日本は、あす3日(日)にかけて、北日本ではきょう2日(土)にかけて、大雪が続くとみられる。大雪による交通障害や施設への被害に警戒し、なだれや着雪にも注意が必要だ。

 日本付近の上空約5000メートル付近には、東日本で氷点下30度以下、北日本で氷点下36度以下の寒気が流れ込んでいて、冬型の気圧配置が続いている。この冬型の気圧配置は、あすにかけて続くとみられる。

東北は2日いっぱい、北陸は3日にかけて大雪警戒

 東日本や北日本の日本海側を中心に、大雪となっている所がある。東日本ではあすにかけて、北日本ではきょういっぱい、日本海側を中心に大雪となり、平地でも大雪となる所がありそうだ。

 大雪による交通障害や施設への被害に注意・警戒し、なだれや着雪に注意が必要だ。また、きょう以降は、日中の気温がこれまでよりも高くなる所が出てくるため、大雪になった所では、除雪作業中の事故やなだれ、落雪などにも十分に注意が必要となる。

太平洋側は空気乾燥 火の元注意、肌やのどのケアを

 一方で、太平洋側は晴れて、空気の乾燥が続く見込みだ。太平洋側の広い地域に乾燥注意報が発表されている。火の元はもちろん、肌やのどのケアなど健康管理も心がけたい。

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