【高須院長とSKE48のアイドル大激論2】ハロプロ、WACK系アイドルの凄さ

左から伊藤実希、藤本冬香、高須幹弥、川嶋美晴、上村亜柚香

高須クリニック名古屋院の高須幹弥院長(45)と「SKE48」の上村亜柚香(16)、川嶋美晴(18)、藤本冬香(22)、伊藤実希(18)が〝アイドル〟について熱く語り合った座談会は、さらにヒートアップ。なぜアイドルを応援したくなるのか? 5人が一致した答えは、キュートなルックスだけではなく、目標に向かってひたむきに努力する姿だった。

高須 「モーニング娘。‘21」の魅力はどんなところですか?

上村 すごくダンスが上手で歌もうまいし、面白いし、かわいいんです。佐藤優樹さんが推しメンです。

高須 僕は初期の「モーニング娘。」はよく知ってるんですよ。「ASAYAN」(1995年3月から2002年3月まで放送されたテレビ東京系のオーディション番組。モーニング娘。、CHEMISTRY、鈴木亜美らを輩出した)を見ていたので。なっち(安倍なつみ)とかは分かるんですけど、今のメンバーはあまり詳しくなくて…。

上村 モーニング娘。さんはフォーメーションダンスがすごいんです。細かいライン移動もしっかりと決めている。私もSKEでダンスをやっているので、すごいなというのは分かりますね。先輩と後輩の関係がしっかりしているけど、みんな仲良くてかわいくて。ユーチューブやTikTokとかで見たりしています。

川嶋 ハロプロさんは一般加入の方もいれば研修生から昇格して入る人もいるんですが、一般加入のメンバーが努力を重ねてダンスや歌を頑張って、数年後に中心メンバーになったりするのを見ると、自分もこういう風になりたいなと思わされます。皆さん、歌とダンスがどんどん成長していくんですよ。アイドルとしてどう頑張っていきたいか考えさせられます。

高須 WACK系のグループの魅力は

川嶋 WACKさん所属のグループは奇想天外な企画がとにかくすごいんです。ライブを通して同じ曲をやり続けたり、100キロのマラソンをしたり。私が好きな「GO TO THE BEDS」さんは歌もダンスもうまい実力派の5人組グループなんですけど今年、メンバーの皆さんが無人島に行ってサバイバル生活を行い、自分たちでいかだを作って島から脱出するという企画を行ったんです。その模様がネット配信され、私もずっと見ていました。WACKさんのオーディションも合宿形式で行われてネット配信されたりするんですが、過酷な課題を乗り越えてメンバーになっていく姿がとても感動的なんです。

高須 やっぱりアイドルは目標に向かって頑張っている姿がいいですよね。つらいことも経験しながら、それに負けず頑張っている姿を見ると応援したくなりますね。48グループは劇場公演で汗を流しながらパフォーマンスしているけど、その陰では本番に向けてみんな一生懸命レッスンしているじゃないですか。

SKE全員(うなずく)。

伊藤 私が応援している「ラストアイドル」さんも、メンバーオーディションを含めていろいろなバトルをしているんです。楽曲バトルだったり。そういったものにみんなが全力で取り組んでいる姿がいいなと思います。

藤本 48グループは人数が多いじゃないですか。でも、逆転できるんですよ。最初は人気があまりなくて後ろの方で踊っているメンバーでも、自分の頑張りでポジションが前の方になっていくことができる。わたしがアイドルになる前に48グループや乃木坂さんが好きになったのも、そういうメンバーを応援するのが楽しくて好きだったからなんです。

高須 応援していたメンバーは誰?

藤本 SKEの惣田紗莉渚さんです。惣田さんは2013年に行われた第1回AKBグループドラフト会議の参加者の中で最年長で、1番最後に指名されたんです(SKE・チームKⅡから5巡目指名)。でも、SKEに入ってから握手会や歌やダンスも頑張って選抜メンバーになり、2017年の総選挙では8位になりました。私がSKEに入ってからご飯とか連れて行ってもらっていろいろなお話をおうかがいしたんですけど、やっぱり考え方とかすごいなと思いました。

高須 惣田さんが総選挙で8位になった時のスピーチ「ある人に言われました。〝お前ののぼりつめ方は邪道だ〟と。その時、私は思いました。誰もが王道を行かないといけないのですかと。泥臭くちゃダメですか?カッコ悪くちゃダメですか?」という言葉にはグッときましたね。でも、アイドル活動を続けていくのには、大変なことがたくさんあると思います。みんなは学業との両立は大変じゃないですか?

上村 それは--。
(続く)

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