【高校サッカー】東福岡が終了間際の逆転で2回戦突破 「職人」DF竹内良が劇的ヘッド!

第99回全国高校選手権は2日、各地で2回戦が行われ、2年ぶり21度目の出場となった東福岡は作陽(岡山)に2―1で競り勝った。後半アディショナルタイムにDF竹内良(3年)の劇的なヘディング弾で勝ち上がった。

東福岡は前半9分に先制を許しながらも34分に追いつくと、1―1で迎えた後半終了間際だった。FKから味方がつないだボールを最後は途中出場の竹内が頭でゴールネットを揺らした。得意のヘディングについては仲間から「職人」と呼ばれているそう。竹内は「うれしいです。残りしくない時間で結果を残そうと試合に入った」と、殊勲の決勝ゴールについては「自分は持っている方」と喜んだ。

東福岡の森重潤也監督は「苦しいゲームをひっくり返すことができて良かった。(竹内が)最後にいい仕事をしてくれた」とこの日の〝ヒーロー〟をたたえた。3回戦では矢板中央(栃木)と対戦する。指揮官は「疲労を回復させ、次に向けて準備したい」とコメントし、2015年大会以来となる4度目の全国制覇を狙う。

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