昨年１２月１８日に元モデルの山内舞さんとの入籍を発表した男子テニスの錦織圭（３１＝日清食品）が出場エントリーしていた２０２１年開幕戦、デルレイビーチ・オープン（５日～、米フロリダ州）を回避した。
錦織は２０１９年９月に左ヒジの手術を受けたのち、新型コロナウイル感染拡大で中断していた昨季ツアーの再開に合わせ、２０年８月に復帰する予定だったが、自身がコロナに感染。同９月にようやく実戦復帰を果たした。しかし、昨年１０月の全仏オープン２回戦で右肩を痛めて再び戦線離脱。昨年１２月４日のイベントに参加した際には「だいぶ良くなってきています。来年には大丈夫だと思います」とコメントしていた。
現時点で復帰戦は２月のＡＴＰカップ（オーストラリア・メルボルン）とする方針。同大会は昨年から始まった国別対抗戦で日本代表として参戦する予定だ。その後、同８日に開幕する全豪オープン（メルボルン）に臨むプランとなる。
痛めた肩の負担を考慮し、サーブの改良にも着手している錦織だが、今夏の東京五輪に向けて完全復活した姿を見せてくれるだろうか。
