千鳥&かまいたちで念願の冠番組! “1回で終わってしまった企画”ののびしろを見つける!?

日本テレビ系では1月3日に、千鳥(大悟、ノブ)とかまいたち(山内健司、濱家隆一)2組だけでの初の冠番組「千鳥 vs かまいたち」(午後11:25)を放送する。

大阪時代から仲がいい千鳥とかまいたちの4人。番組のコンセプトは超シンプル。世の中のあらゆるものに「まだ笑える余地“笑いしろ”があるのか?」「もっと面白くできるのか?」…4人ならではの発想力とトークで、“笑い”に昇華させていく。今回“笑いしろ”を探すのは、同系の伝説的ヒット番組の中で「たった1回で終わってしまった企画」。「元祖!どっきりカメラ」の「老犬トニー」(83年)、「進め!電波少年」の「峰竜太の亭主関白を見せてほしい」(92年)、「噂の!!解禁スタジオ」の「サボテンは人間と話すことができる」(96年)の3企画を取り上げ、もし4人だったら、どのようにして1回では終わらない“ヒット企画”に導くのか。その難題に、作戦会議をして即興で実演・検証していく。

「老犬トニー」は巨大なイヌの着ぐるみがドッキリを仕掛けるが、大きすぎて道ゆく人には中に人が入っているとバレバレ…というもの。「~亭主関白を見せてほしい」は、当時、恐妻で有名だった海老名美どりに峰が強気にものを言えるかアポなし密着するが、すぐに峰がヒヨってしまう企画。「サボテンは人間と話すことができる」は、サボテンをはじめ植物の声を聞き取る「4Dメーター」という謎の装置を発明した男性の自宅に訪問する企画。そんな手ごわい3企画から4人は一体どのようにして“笑いしろ”を見つけていくのか?

収録後、「いやぁ、タフやったね。頭回さないと、どうにもならんくなってきたやん」(ノブ)、「めちゃくちゃ飯食っとかんと無理やな」(大悟)と語るほど、面白くするために真剣に案を出し合った2組。観覧客も入っての収録には「反応のある・なしがすぐ分かって、背筋が伸びますね」(濱家)、「こういう不安な時に限ってお客さんが入ってる! こういう時こそ無観客でいきたかったのに」(山内)と振り返った。

そして、2組での共演にノブは「かまいたちと番組をすることができてうれしい」と感想を話し、「番組のテーマは『世の中にあるさまざまなものから笑いしろを探して面白くしよう』。“4人でお笑いやったろう”ってことです」と説明。大悟は「まだまだ、落ち着くような年じゃない。がっぷりよつでやろうって。タイトルが(読みは)『ちどりかまいたち』。日テレはタイトルを考えるのをやめたんかと思ったけど、何でもできるやんという気持ちで臨んだ」と語った。

また、濱家は「僕らが大阪で最初に千鳥さんとやらせてもらった番組は、コンクリの打ちっぱなしの地下みたいなところだった。こんな豪華なセットでやらせてもらって、しかも大好きな千鳥さんと。すごくうれしいです」と千鳥との共演を喜び、山内も「大阪にいた頃から考えると。この2組で番組するってすごいことだと思います」と続くが、「まあ、視聴者が今一番見たい2組ですから、やっとこの2組の番組来たかと思ってます」と豪語し、「調子乗るな!」と濱家にたしなめられていた。

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