2021年最初のパワーランキング 1位は昨季王者・ドジャース

メジャーリーグ公式サイトは2021年最初のパワーランキング(各チームの戦力順位)を発表し、1位には昨季32年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げたドジャースが選出された。このランキングは同サイトのライター9人の投票に基づいて決定されている。ブレイク・スネル、ダルビッシュ有、金河成(キム・ハソン)を獲得したパドレスはドジャースに次ぐ2位にランクイン。アメリカン・リーグの球団の最高順位はヤンキースの3位となった。

今オフ、コリー・クネーベルとトミー・ケインリーの両救援右腕を獲得した程度の動きしかないドジャースだが、メジャー最強チームとの評価は不変だった。同サイトは「ジャスティン・ターナーやエンリケ・ヘルナンデスなど数人の選手を失う可能性があるものの、2021年シーズンに向けて十分な戦力が揃っている」とドジャースの戦力に高い評価を与えている。

2位のパドレスについては「スネルとダルビッシュを獲得してメジャー最高の先発ローテーションになった」と評価。3位のヤンキースについては「(特に補強を必要としていない)ドジャースとは異なり、ゲリット・コールに次ぐ先発投手の補強が必要だが、DJ・レメイヒューの去就が決まらないせいでオフシーズンの動きがスローペースになっている」と指摘した。

4位には昨季リーグ優勝決定シリーズでドジャースを苦しめたブレーブス、5位には前田健太が所属するツインズがランクイン。ただし、5位ツインズと6位ホワイトソックスは僅差だったという。1位から30位までのランキングは以下の通り。

1位 ドジャース
2位 パドレス(ダルビッシュ有)
3位 ヤンキース
4位 ブレーブス
5位 ツインズ(前田健太)
6位 ホワイトソックス
7位 アスレチックス
8位 メッツ
9位 ブルージェイズ(山口俊)
10位 レイズ(筒香嘉智)
11位 インディアンス
12位 カージナルス
13位 アストロズ
14位 フィリーズ
15位 カブス
16位 レッズ(秋山翔吾)
17位 マーリンズ
18位 ブリュワーズ
19位 エンゼルス(大谷翔平)
20位 ジャイアンツ
21位 マリナーズ(菊池雄星)
22位 ナショナルズ
23位 レッドソックス
24位 タイガース
25位 ロイヤルズ
26位 ダイヤモンドバックス
27位 ロッキーズ
28位 レンジャーズ(有原航平)
29位 オリオールズ
30位 パイレーツ

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