母・寺島まゆみが絶賛した行平あい佳の“妖艶”演技

寺島まゆみ(左)と行平あい佳

女優・行平あい佳(27)と、行平の母で日活ロマンポルノ女優の寺島まゆみ(57)、城定秀夫監督(43)が14日、東京・千代田区の角川試写室で行われた映画「私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください」(29日公開)の「母娘シークレットトークナイト」に出席した。

同映画はあの壇蜜を世に出した作品の続編。行平は早稲田大学教育学部で平家物語を研究していた才女で、本紙インタビューには「やるからには壇蜜さんを超えなくてはいけない」と力強く宣言。将来を期待されている若手女優の一人だ。

行平は赤のドレスとヒール、母・寺島は白のレースワンピースにヒールと母娘で「紅」「白」と鮮やかな装いでファンを魅了。

寺島は“ロマンポルノ界の聖子ちゃん”とアイドル的人気を博し、2年半で15本の作品に出演し、歌手としても活動した。

寺島は娘の演技に対し「すごく映画的に面白かったのひと言で『やられた!』と思いました。娘が城定監督の映画に参加できて良かった。素晴らしいです」と絶賛。

行平は映画出演について、あまり母・寺島に相談することはなかったそうだ。「オーディション受ける、ぐらいは言ったかな。終わって、初号試写に行ってから、すべてが明らかになったって感じですね」と行平。寺島は「もう大人なんでね」と母娘の距離感を明かす。

「日常会話で『日活ロマンポルノのような作品に出たい』と話してはいたんです。でも、役作りとかは相談してないかな。撮影に関しては城定組にすべて委ねていたので、むしろ『早く現場に行きたい』という感じでした」(行平)

2人で映画撮影現場についての考え方を話し合ったことはないそうだが、「実は考え方は一緒だった」(行平)ことが驚きだったという。寺島は「現場が好きなんですね。大道具さんが仕事している様子を見たりとか」と明かす。

寺島の出演映画「ピンクカット」も行平は「実は見ています」とのことで、寺島は「えっ、見てるの?」と少し恥ずかしそうだった。

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