【大相撲】朝乃山が新年初稽古 大みそかはRIZIN観戦でリフレッシュ

朝乃山

大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)を控えた3日、大関朝乃山(26=高砂)が東京・墨田区の部屋で稽古始めを行った。この日は部屋の幕下力士と相撲を20番取るなどして汗を流した。年末年始も稽古場に降りて四股やすり足などで調整。新年を迎えて「大関の一個上の番付(横綱)を目指したいし、大関で優勝しないとその話は出てこない。そこが一番だと思う」と決意を語った。

大みそかは部屋で格闘技イベント「RIZIN.26」を観戦。元十両貴ノ富士のスダリオ剛(23)がミノワマン(44)にKO勝ちした一戦や、堀口恭司(30)がRIZINバンタム級王者の朝倉海(27)を破り王座を奪還したメインなどに熱視線を送った。

朝乃山は「スダリオさんがミノワマンさんを(カーフ)キックで4発蹴って、ダウンして、そのまま立ち上がれなくなった。すごかった。スダリオさんもそうですし、朝倉兄弟(海)と堀口さんとの試合を見て興奮したので。自分も頑張ろうという気持ちになりましたね」と刺激を受けた様子だった。

昨年11月場所で負傷した右肩は順調に回復。初のカド番で臨む初場所へ向けて「カド番を気にしてたら、上を目指せない。出場するからには、勝ち越しじゃなくて、優勝目指して頑張りたいです」と意気込んだ。

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