田中が「全球団が選択肢」と表明 各チームのファンから熱烈ラブコール

田中将大

ヤンキースからFAとなった田中将大投手(32)が自身のツイッターでヤンキースか日本復帰かの選択肢しかないとの一部米メディアの報道を否定して「自分に興味を持ってくださる全ての球団の中から考えています」と投稿したことが全米で反響を呼んでいる。米移籍情報サイトのトレード・ルーモアズが2日(日本時間3日)にこのコメントを報じたところ、コメント欄に各球団のファンからラブコールが寄せられているのだ。

メジャー球団で田中に興味を示しているのは、昨季まで所属していたヤンキースをはじめ、エンゼルス、メッツ、レンジャーズなどと報じられている。田中の第1希望はヤンキースとの再契約と見られるが、チームはDJ・ラメーヒュー内野手(32)との再契約を最優先事項にしているため、田中との交渉は進展していないもようだ。

エンゼルスのファンは「田中はエンゼルスにフィットする」「ぜひ来てほしい」「大谷と先発ローテでの競演を見てみたい」と大歓迎している。

メッツのファンは「菅野を獲得して、田中もゲット」「(広い)シティ・フィールドなら被弾が減るはず」などと入団を待望。ヤンキースのファンは「ラメーヒューより田中の方が必要だと思う」、レンジャーズのファンは「再建中のチームにとって田中は有益だ」などと熱い視線を送る。

今オフのFA市場はコロナ禍の影響もあってか動きが鈍い。田中の去就決定はじっくり見守るしかない。

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