2020年にブレイクした選手 5位に前田健太が選出

メジャーデビューを果たしたばかりの選手からメジャーで長いキャリアを持つベテラン選手まで、様々な選手が2020年シーズンにブレイクを遂げ、見事な活躍を見せた。メジャーリーグ公式サイトのトーマス・ハリガンは「2020年にブレイクした選手」をランキング形式で1位から25位まで紹介。上位に新人王資格を持つ若手選手がズラリと並ぶなか、トップ5の最後の1枠となる5位には、新天地・ツインズで素晴らしい活躍を見せた前田健太が選出された。

ハリガンは前田について「ドジャースで先発とブルペンを行き来する4年間を過ごしたあと、昨年2月にツインズへトレードされ、2020年はミネソタのエースとなった。両リーグ1位のWHIP0.75を記録したほか、66.2イニングを投げて6勝1敗、防御率2.70、80奪三振、10与四球をマークし、アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞投票で2位にランクインした」と紹介。新人王資格を持たない選手のなかでは最上位となった。

1位にはデビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)、3位にはカイル・ルイス(マリナーズ)と両リーグの新人王がランクイン。4位は昨年8月下旬にメジャーデビューし、レギュラーシーズンでもポストシーズンでも先発ローテーションの一角を担って安定感抜群のピッチングを見せたイアン・アンダーソン(ブレーブス)が選出された。

そして、2位にはランディ・アロザレーナ(レイズ)が選出。8月末までメジャーに昇格できなかったものの、レギュラーシーズン76打席で7本塁打を放ち、ポストシーズンでは新記録となる29安打と10本塁打を記録。打率.377、出塁率.442、長打率.831、OPS1.273という驚異的な活躍を見せ、チームのワールドシリーズ進出に大きく貢献したことが高く評価された。

ハリガンが選出した1位から25位までの顔ぶれは以下の通り。

1位 デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)
2位 ランディ・アロザレーナ(レイズ)
3位 カイル・ルイス(マリナーズ)
4位 イアン・アンダーソン(ブレーブス)
5位 前田健太(ツインズ)
6位 テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ)
7位 フリオ・ウリアス(ドジャース)
8位 コービン・バーンズ(ブリュワーズ)
9位 ルイス・ロバート(ホワイトソックス)
10位 マックス・フリード(ブレーブス)
11位 ドノバン・ソラーノ(ジャイアンツ)
12位 ドミニク・スミス(メッツ)
13位 ルーク・ボイト(ヤンキース)
14位 ディネルソン・ラメット(パドレス)
15位 ジャイマー・キャンデラリオ(タイガース)
16位 フランベル・バルデス(アストロズ)
17位 ディラン・バンディ(エンゼルス)
18位 アレック・ボーム(フィリーズ)
19位 ジェイク・クロネンワース(パドレス)
20位 トラビス・ダーノウ(ブレーブス)
21位 トレント・グリシャム(パドレス)
22位 イアン・ハップ(カブス)
23位 カイル・タッカー(アストロズ)
24位 ザック・ギャレン(ダイヤモンドバックス)
25位 ジェームス・カリンチャック(インディアンス)

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