【ルヴァン杯】FC東京が3度目の優勝 アダイウトンが決勝弾

先制ゴールを決めたレアンドロ

サッカーのルヴァンカップ決勝が4日(国立)に行われ、FC東京が柏を2―1で下し、2009年大会以来、3度目の優勝を果たした。

当初は昨年11月7日に開催される予定だったが、柏に新型コロナウイルスの感染者が出た影響で延期されていた。

約2か月越しの一戦は序盤から動いた。FC東京は、前半16分に左サイドでパスを受けたFWレアンドロ(27)がドリブルでペナルティーエリア内に進入。相手DFを巧みにかわして右足を振り抜き、ゴール右へ突き刺した。対する柏は同45分に左CKのキッカー・MFクリスティアーノ(33)がクロスを供給。こぼれ球にいち早く反応したMF瀬川祐輔(28)が押し込み、試合を振り出しに戻した。

しかし、後半29分にFC東京は、レアンドロがディフェンスラインの裏へパスを送る。ボールは相手DFにクリアされたが、そのボールを途中出場のFWアダイウトン(30)がペナルティーエリア中央で合わせ、勝ち越しに成功。その後、柏の反撃を何とかしのぎ、タイトルを手にした。

© 株式会社東京スポーツ新聞社