【ノア】テロリスト村上やりたい放題「俺、持ってない」と拳王のベルトに照準

マサ北宮の腹に足をのせ絶叫する村上和成

4日のノア東京・後楽園ホール大会で、〝平成のテロリスト〟村上和成(47)が、またもや存在感を見せつけた。

昨年12月29日の杉浦軍興行で「杉浦軍」の一員として約10年ぶりにノアのリングに復活し大暴れしたが、この日も杉浦貴(50)、桜庭和志(51)と組んでやりたい放題。

杉浦軍興行で因縁が生まれた「金剛」の拳王(36)、中嶋勝彦(32)、マサ北宮(32)組と対峙すると、中嶋、北宮からそれぞれ左ストレートでダウンを奪い仁王立ち。杉浦のスピアーで倒れた拳王には顔面蹴りからPKを決め、最後はスリーパーホールドでレフェリーストップ勝ちを奪った。

バックステージでは、杉浦の「拳王が(ナショナル王座)チャンピオンって知ってた?」との問いかけに「知らない!」とバッサリ。続けて「ちょうどいいね。俺、ベルト持ってないから。オイ、次は俺がやってやる。逃げんなよ!」とアピールし、意気揚々と控室に引き揚げた。

ちなみにこの日の第3試合では、同じく杉浦軍所属の藤田和之(50)が井上雅央(50)とシングルマッチで対戦し、開始6秒でフロントネックロックでタップを奪い勝利。何ごともなかったかのように風のように去っていった。

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