きょう5日（火）も日本海側では広く雪や雨となり、太平洋側でもきのうよりは雲が広がりやすく、雨が降る所もありそうだ。
　日中の気温は北日本では低く、厳しい寒さが続く見込み。

日本海側　東北は雪でも北陸は雨が主体に

　日本海側では雪や雨の所があるが、雪が続くのは東北や新潟県が中心となりそうだ。日本海の低気圧や前線に向かって南風が吹くため、北陸（石川県、富山県、福井県）では日中は雨が主体となる見込み。ただ、雷を伴う所があるため、落雷や突風などに注意が必要となる。
　また、積雪が多い所では、なだれや落雪が起きやすくなるため、併せて注意が必要だ。

太平洋側でも雲が広がりやすい

　一方、太平洋側でも別の低気圧や前線の影響で、きのうよりは雲が広がりやすくなりそうだ。晴れ間のでる所は多いものの、東北北部では断続的に雪となり、仙台など東北南部でも雪の降る時間がある見込み。鹿児島など九州南部では、朝まで雨が降りやすくなりそうだ。
　また、沖縄は曇りや雨の一日となり、風が強まるため、強風や高波に注意が必要となる。

北日本は寒さ厳しく　万全な防寒対策を

　日中の気温は北日本ではこの時季としては低く、北海道や東北北部では日中も0℃未満の真冬日となりそうだ。
　一方、東日本や西日本では平年並みか高い所が多く、関東から西では12℃前後まで上がる見通し。

（気象予報士・多胡安那）