【英国・サウサンプトン4日(日本時間5日)発】イングランド・プレミアリーグ第17節、日本代表MF南野拓実(25)が所属する首位のリバプールは敵地でサウサンプトンに0―1で敗れ、まさかの今季2敗目を喫した。南野はベンチ入りしたが出番はなかった。
ここ2試合連続で引き分けに終わり、ユルゲン・クロップ監督(53)は必勝を期して3トップにはFWモハメド・サラー(28)、FWサディオ・マネ(28)、FWロベルト・フィルミノ(29)のレギュラーを先発させた。だが、無情にも開始2分で失点。FKからFWダニー・イングス(28)に裏を取られ、左足の鮮やかなループシュートでゴールネットを揺らされた。
そこから反撃に転じたいリバプールだったが、サウサンプトンの高い位置からの守備の前に決定機すらつくれず、前半は枠内シュートを一本も打てなかった。後半も攻勢をかけながらシュートチャンスまで持ち込めず、アディショナルタイム3分のマネのヘディングシュートもわずか上に外れて万事休す。サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督(53)が歓喜の涙を流してうずくまったのとは対照的に、リバプールイレブンはぼうぜんと引き揚げるしかなかった。