とろとろ魯肉飯と味しみ煮込み豆腐を手頃に楽しめる、台北・雙連朝市近くのローカル店「香満園」【台湾】

台北MRT雙連駅近くの雙連朝市は、朝早くから地元民で賑わう買い物スポットです。この市場のすぐ近くに、平日の朝早くからお昼過ぎまで営業する魯肉飯の人気店「香満園」があり、食事時には大行列!安くておいしい魯肉飯やつみれスープを、選べる副菜と一緒に味わってきました。

台北MRT雙連駅2番出口のすぐ横の人気魯肉飯店「香満園」

台北MRT雙連駅のすぐ目の前に広がる雙連朝市は、朝早くから多くの買い物客でにぎわっています。魯肉飯の人気店「香満園(シャンマンユエン)」は、雙連駅2番出口のすぐ横の細い通り沿いにあります。

小さな屋台のようなお店であるにもかかわらず、食事時はお客さんで大行列!テイクアウトが多いですが、簡単なテーブル席やカウンター席が設置されており、イートインも可能です。このお店は平日の朝早くから昼過ぎまで営業しており、土日は休みです。

副菜がずらり!注文の仕方は?

まずは地元の方にまじって列に並んでみましょう。テイクアウトもイートインも、同じ列に並びます。まず目に飛び込んでくるのが、たくさん並んだ野菜やお肉などの副菜です。

これらの副菜は野菜系が10元(約37円)、お肉系は30元(約111円)と手ごろな価格。指さしで注文可能なので、気になるものはどんどん試してみるとよいでしょう。

鍋でぐつぐつ煮込まれている豆腐や玉子もとってもおいしそう!こちらはぜひ追加注文することをおすすめします。

注文の仕方は、まずメインの魯肉飯やスープなどを口頭で注文し、その他の副菜を口頭か指さしで伝えていきます。注文を終えたら席に着き、料理の到着と同時にその場で会計となります。店員さんも混雑に慣れているようで、テキパキとした接客が印象的でした。

魯肉飯とつみれスープを選べる副菜と共に

席に着いてから数分もしないうちに料理が次々と運ばれてきます。筆者は魯肉飯、魚丸湯(つみれスープ)、滷豆腐(煮込み豆腐)、緑色の野菜を指さしで注文しました。4種類で70元(約260円)と手頃な価格です。

魯肉飯は、脂肪が多めの豚そぼろとタレがたっぷりかけられています。味がよく染み込んだ豚肉は、とろっとしていておいしいです。

大きなつみれが2つ入った魚丸湯はしっかりと塩気のあるスープで、セロリとパクチーがアクセントになっています。つみれは弾力があり、旨味たっぷりです。

そして個人的に一番気に入ったのが、滷豆腐!ふるっとやわらかい豆腐に、しょうゆベースのタレがしっかりとしみ込んでいます。これが10元(約37円)でいただけるのはうれしい。

野菜は指さしで注文したため名前はわからないのですが、シャキシャキとした食感がおいしいです。

香満園は台北の駅近という立地にかかわらず値段が手頃なこともあって、客足は途切れることがありません。魯肉飯やスープのおいしさに加えて、たくさんの副菜を選べることも魅力のひとつ。いつか台北に訪れた際には、雙連朝市散策の合間にぜひ寄ってみてくださいね。

香満園

住所:台北市大同區萬全街8巷

営業時間:5:30~14:00

定休日:土曜日、日曜日

[All photos by Yui Imai]

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