【大相撲】コロナ感染の白鵬は初場所絶望的 芝田山広報部長「保健所の指導のもとに入院」

初場所出場が絶望的になった白鵬

日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が5日、報道陣に取材対応。新型コロナウイルスに感染した横綱白鵬(35=宮城野)について「においがしないというところから始まっている。現在、発熱とかの連絡は入っていない。保健所の指導のもとに、入院をする」と説明した。

白鵬は3日に嗅覚異常の症状があったため、4日に都内の病院でPCR検査を受検。この日の朝に陽性であることが判明した。昨年11月場所は右ヒザの故障の影響で全休し、初場所(10日初日、東京・両国国技館)で復帰を目指していたが、新型コロナ感染で出場は絶望的な状況となった。

また、宮城野部屋の所属力士の出場に関しては「ほかには誰も症状を訴える者は出ていないが、部屋の関係者全員にPCR検査を受けさせる。(出場は)検査の結果にもよる」と話すにとどめた。

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