葵わかな&竹財輝之助☆20歳離れた夫婦役に“胸キュン”する視聴者続出!

24歳の超ピュアで凛々しいド天然お嬢さま・舞衣子と、44歳の王子さま的な愛すべきイケオジ・晴海の“年の差夫婦”が織りなす胸キュンのラブストーリーが話題沸騰中のドラマ「年の差婚」(MBS/TBSほか)。今回、舞衣子を演じる葵わかなと晴海を演じる竹財輝之助を直撃! 役作りや結婚観、今年の目標などたっぷりお聞きしました。

――役を演じるために工夫した点はありますか?

「一番はビジュアル面です。原作に忠実にしたいと思ったので、それまでロングの黒髪だったんですが10cmくらい切って、人生で初めてブリーチをしました。原作マンガの1巻の表紙の舞衣子がすごく印象的なので、これに近付けようと監督に相談したんです。でも、マンガの色味を現実に表現するのはなかなか難しくて、3回くらいヘアカラーを繰り返しました。お芝居的には、一生懸命が故に時々やりすぎちゃうような、エネルギーがみなぎっている感じを意識しました。私自身、大きく分けるとするなら舞衣子に近いジャンルの人間なので、自分自身の持つエネルギーに少し何かをプラスすれば、良い意味で晴海さんを振り回せる明るいキャラになるかなと思いました」

竹財「僕は、どの役を頂いても結構外見から入るタイプなので、髪を切ったり白髪を足そうかと迷ったんですけど、それもやり過ぎかなと思って…。普段は年より若く見られがちなので、ちょっと痩せてしわが出るようにしたり、走って体重を落としたりはしました。あとは、現場で舞衣子にフラットに振り回されるよう、覚えていったセリフも忘れるくらい、敏感に反応しようと考えましたね」

――視聴者をキュンとさせるために意識されたことはありますか?

竹財 「あはは、全くないです(笑)。だって晴海って、ちょっと引くくらい完璧というか、理想の男性なんですよ。見てくださった方は晴海に憧れてくれているのかなあ? “出来過ぎだろ!”と思われるくらい、すてきな男性です」

「ドラマですから(笑)」

竹財 「(冗談で)コラ! それを言ったら何も言えないでしょ!(笑)」

「でも、ドラマだからキラキラしている…っていう感じがいいんじゃないかと思うんです」

竹財「なるほど、確かにね!」

――役に共感する部分はありましたか?

「何事にも積極的で、自分の中で“これだ”と決めたことは突き進む。そんな舞衣子さんは、私自身共感するところがいっぱい! 『落ち着いてる』と言われることもあるけれど、本当は前のめりで暑苦しい部分があるんです、私(笑)。むしろ似てないところは、職業くらい?」

竹財 「僕は、晴海みたいにパーフェクトな人間ではないし、ここまで優しくはないので、共感はするけれど、似てないですね。似ているのは、料理が好きなところと、体を動かすのが好きなところくらいかな。だって、こんな王子さまみたいな人、いないですよ!(笑)」

――舞衣子は晴海に出会ってすぐ恋に落ちますが、それについては共感できますか?

「恋愛に限らず、私は結構直感を信じるタイプ。自分の人生にとって大事な相手だと思ったら、その瞬間に“この人だ!”と思うのは不思議じゃないし、むしろ“そういうことの方が多いのかな”と思いながら台本を読みました」

竹財 「僕は一目ぼれはしないタイプですね。異性に限らず、第一印象では苦手だと思っても、話してみたら違ったということは多々あるので、出会ってから話したり、いろんなことを経験してからでないと、お付き合いしたいとまでは思わないかな」

――ドラマでは、年の差夫婦VS同世代の恋といった構図も見どころですね。

「舞衣子と同世代の理音(小野寺晃良)くんもショーン(吉野北人)くんも、すてきなキャラクターだと思います。私、今までの現場で年下の役者さんとご一緒する機会があまりなかったんですけど、同じ事務所の後輩の小野寺くんが私のことを敬ってくれたのが、申し訳ないんだけどうれしくて…(笑)。敬語を使ってくれるんですよ! 部活にも入っていなかったから、『先輩!』みたいに接してもらう経験がなかったので新鮮で…。舞衣子と理音は“はとこ”だし、『敬語なんて使わなくていいよ』と伝えるべきだったんですけど、あまりにうれし過ぎて『しばらく敬語でしゃべってもらっていい?』と甘えちゃいました(笑)」

竹財 「ははは(笑)」

「吉野さんは私より1学年年上なんですけど、世代は一緒。ショーンくんはドラマならではのオリジナルキャラクターなので、どんなふうに演じられるのか楽しみだったんですが、舞衣子の大学時代の同級生というフランクな雰囲気が、晴海さんとは違った親密さを醸し出していると思います」

――ちなみに、結婚相手に関して譲れない条件ってありますか?

竹財「条件なんて、何もないなあ~」

「“これがないとつらいな、これがあるといいな”という解釈でいいなら、“私のことを心から本当に大好きでいてくれること”ですかね」

竹財 「そういうふうに考えるなら、僕は“一緒にいて楽なこと”が一番重要かな。どれだけお互いが自然体でいられるか、嫌なところも見せ合えるか…。そうじゃないと、続かないですよ。今回の現場でも小言ばっかり言っていて、何かあるたび、例えばメークさんとかに『何、あれ?』なんてこぼしたりして申し訳なかったんですが、おじさんになると文句が多いんですよ(笑)。なので、寛容な人と一緒にいる方が楽じゃないですか。で、それが条件ってことになるのかな?」

――ありがとうございます。それでは、最後に今年の抱負をお聞かせください!

竹財 「体力維持ですかね(笑)。以前の役で8kgぐらい落とし、今回のドラマで3kgぐらい落とし、合計10kgぐらい体が軽くなった今、すっごく動けるんですよ。だから今年は、恰幅(かっぷく)のいい体が必要な役のお仕事が来ない限り、この状態をキープしたいと思いますね。今、野球でめちゃめちゃ盗塁できるんで(笑)。これだけ軽くなると、足への負担もスタートダッシュも全然違うんですよ。10kgって、やっぱりめちゃめちゃ重いんだなと実感してます」

「私もやっぱり体調管理です。昨年はコロナウイルスの影響で仕事が止まったりしたし、“健康って大事だな”とあらためて感じました。まだまだ若手なんで、エネルギーが必要な場面もこれからたくさんあるでしょうから。若手なんで!」

竹財 「何で『若手なんで』って2回言ったの?(笑)」

「すみません…(笑)。とにかく、必要な時にちゃんと力を出せるよう、手洗いうがいをしっかりするという基本的なことを怠らないで、体調を崩さないようにしたいです」

【作品情報】

「年の差婚」
1月12日
TBSほか 深夜1:43~2:13
※MBSでは深夜1:14~1:44、地域により放送日時が異なります

年の差20歳の舞衣子(葵)と晴海(竹財)の新婚生活を描く話題作。仕事を共にしながら舞衣子に急接近していくショーン(吉野)の存在にヤキモキする晴海。一方、舞衣子は晴海に自分と結婚した理由を聞き、予想外の返答にショックを受ける。晴海は舞衣子の気持ちをつかむため、あるものを作るが…!?

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取材・文/井上佳子 撮影/Marco Perboni ヘア&メーク/竹下あゆみ[葵]、大野彰宏、高原万希(ENISHI)[竹財]
スタイリング/岡本純子(afelia)[葵]、大石裕介[竹財] 衣装協力/ディウカ/ドレスアンレーヴ[葵]

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