模型で金沢の変遷 谷口建築館、企画展始まる

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 谷口吉郎(よしろう)・吉生(よしお)記念金沢建築館(金沢市寺町5丁目)の企画展「金沢のチカラ重層する建築文化」(本社後援)は5日、始まった。藩政期から令和にわたる金沢の建築物が模型や写真で紹介され、来館者は建築文化の継承と発展を繰り返してきたまちづくりの歴史に理解を深めた。

 金沢工大建築学部の学生が制作した市中心部とひがし茶屋街の精密な模型が飾られた。来館者は兼六園や金沢21世紀美術館など新旧の建物が入り交じった景観や、茶屋街に立ち並ぶ木造家屋の造りをじっくりと鑑賞した。

 模型は市民芸術村や国立工芸館、金沢美大の新キャンパス、新県立図書館など14点が並んだ。壁には時代の古い順に建築物の写真や平面図、スケッチが展示された。会期は9月12日まで。