英プレミアリーグで40人が新型コロナ陽性 検査回数を倍増し試合続行

イングランド全域が都市封鎖されてもプレミアリーグは続行される(ロイター)

サッカーのイングランド・プレミアリーグは5日、昨年12月28日から今年1月3日にかけて2度行われた新型コロナウイルスの検査で選手、スタッフの計40人が陽性だったと発表した。

今回の検査は2295件を行い、今季最多だった前週の18人から2倍以上に急増。この期間中にはマンチェスター・シティーとフラムで感染者が多く出ており、昨年12月28日のエバートン―マンチェスターC、同30日のトットナム―フラム、1月3日のバーンリー―フラムの3試合が延期となっている。

英政府は新型コロナの感染拡大を受け、イングランド全域で3度目のロックダウン(都市封鎖)を実施したが、プレミアリーグ側は「試合はカレンダー通りに開催できる」と声明を出し、リーグを中断する考えはない。定例検査を週1回から2回に増やし、万全の対策をとって選手の安全を守るつもりだ。

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