北京五輪の柔道100キロ超級金メダリストで格闘家の石井慧(34)が5日、ツイッターでボクシングの井岡一翔のタトゥー問題に言及した。
WBO世界スーパーフライ級王者の井岡は昨年大みそかに3階級制覇王者で前WBO世界フライ級王者の田中恒成と対戦し、TKOで防衛に成功。その際、左腕のタトゥーが露出していたことで、日本ボクシングコミッション(JBC)の規定に抵触する恐れが出てきた。
これについて石井は「あほちゃう。スーパー銭湯みたいな理由やな。見てる人が不快というより粗を探して吊し上げようとしてるだけ」とJBCの姿勢を批判した。
JBCルールでは「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」は試合に出場できないことになっている。近日中にも倫理委員会が開かれ処分内容が決定するが、井岡陣営は試合前に「タトゥー」を隠す措置は取っており、意図的ではなかった可能性が高い。