死去したマラドーナ「偽造文書で入院」していた?不適切な治療か

昨年11月25日に心臓発作のため死去した元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏。その死については未だ議論が尽きない状況となっている。

彼が最後に入院したのはオリボス病院だったが、その際に使われた書類が偽造のものであったことがわかったという。

『Infober』によれば、マラドーナは「アリエル・ゴメス」という名前で書類に登録されており、ニセの生年月日や身分証明書を使って入院していたそう。

病名については「アルコールと薬物中毒からの離脱症候群」であると書かれており、したがって離脱症候群のプロトコルの下での非経口薬物投与による治療が行われたとのこと。

【動画】ここがマラドーナの終の棲家になった。正しい治療が行われていたかが議論されている

マラドーナ氏が亡くなった別荘の部屋には健康管理に必要な医療施設が整っておらず、監視や換気に関しても適切な支援がなかったことが明らかになっている。

それらの責任はオリポス病院のスタッフ、マラドーナ氏のパーソナル主治医レオポルド・ルケ、精神科医のアグスティナ・コサチョフらにあるとも伝えられる。

なぜ適切な治療が行われていなかったのか、そしてなぜ偽名で入院していたのか…マラドーナ氏の最後はまだ謎に包まれている。

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