ラグビー・トップリーグ(TL)、サントリーのニュージーランド代表SOボーデン・バレット(29)が6日、都内で入団会見を行い、16日に開幕するTLでの意気込みをなどを語った。
オールブラックス(ニュージーランド代表の愛称)では通算88キャップを持ち、主力として2015年W杯イングランド大会に優勝に貢献し、昨年のW杯日本大会にも出場(3位)。2016、17年にはワールドラグビーの年間最優秀選手賞に輝いた。
バレットは「日本に来れてうれしい。家族を含めて快適に過ごせている。チームのアグレッシブなアタッキングラグビーは自分に合っていると思うし、TLの開幕が楽しみ。ファンの方が予測できないようなプレーを見せたい」と意気込んだ。
サントリーでのプレーを選んだことについては「フランスに行くチャンスもあったが、日本の印象がよかったので選んだ」と説明。サントリーの土田雅人シニアディレクター(58)は「金額は言えないが、(年俸は)フランスの方が高かったが、W杯を含め日本への好印象が大きかったし、ラグビーの質が落ちないことも大きかったと思う」と語った。
23年W杯フランス大会も目指していることから、ニュージーランド協会との取り決めにより、サントリーでのプレーは1シーズンのみになる見込みだが「今回は1シーズンだけかもしれないが、また日本に戻ってプレーしたい思いはある」と将来的な日本でのプレーを希望した。