井上尚弥がタトゥー問題に言及「ルールに従って試合をするのが決まり」

井上尚弥

ボクシングのWBA、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(27)が6日、ツイッターを更新。WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔のタトゥー問題に言及した。

井岡は昨年大みそかに3階級制覇王者で前WBO世界フライ級王者の田中恒成と対戦し、TKOで防衛に成功。その際、左腕のタトゥーが露出していたことで、日本ボクシングコミッション(JBC)の規定に抵触する恐れがあり、何らかの処分が出される可能性がある。

この問題について井上は「タトゥー刺青が『良い悪い』ではなくJBCのルールに従って試合をするのが今の日本で試合をする上での決まり事。このルールがある以上守らなければね」とし、あくまでタトゥーの善し悪しではなく、ルールを重視すべきだとした。

タトゥーを問題視するのは古い、との意見も多数出ているが「タトゥー刺青を入れて試合がしたいのならルール改正に声をあげていくべき。まずはそこから。。」とぴしゃり。まずはルール改正に向けて意見するべきとの立場を示した。

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