Rマドリードの新型コロナによる損害額「4億ユーロ(約506億円)近く」 補強プランに影響も

キリア・ムバッペの移籍にも影響が…(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードの新型コロナウイルス感染拡大の影響による損害額が甚大なものになりそうだ。

Rマドリード専門メディア「インフィニットマドリード」は、同クラブが新型コロナ禍の影響で被る損失について「2シーズンで4億ユーロ(約506億円)近くに達するだろう」と報じた。

昨季はシーズン途中から新型コロナ禍が発生し、リーグが中断するなど打撃を受けて1億600万ユーロ(約134億円)になると分析。当初は9100万ユーロ(約115億円)程度と見込まれていたが〝下方修正〟することになるという。

さらに新型コロナ禍の真っ只中で開幕を迎えた今季は日程こそ消化しているが、入場料収入や物品販売、広告料の大幅な減収が必至で、さらに感染拡大が深刻化しており先行きが不透明なため2億8300万ユーロ(約358億円)に損失が拡大すると予測した。

同メディアはRマドリードの損失額が世界で最も多くなると指摘。今夏に向けてフランス代表FWキリア・ムバッペ(22=パリサンジェルマン)やノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(20=ドルトムント)など大型補強を画策しているが、巨額損害が今後の補強プランに影響するかもしれない。

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